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実は夏休みを利用して、いい旅をしてきたのですが、
その記事を書く余裕もなく、ちょっと埋め草なこのテーマです。

学生時代は本読むのが仕事、のように読書は日常的だったのですが
最近は何を読んでいいのかわからなくなりました。
特に小説。
思えば10年以上前、松浦理英子の「ナチュラルウーマン」を読んで以来、「泣ける」読書とは全くご無沙汰です。
「赤毛のアン」シリーズは、そんなごぶさた状態にもたらした恵みの雨のよう。
50近くになって新鮮に心にしみこんでいくものですね、泣きはしないけど。
まだシリーズ6作目を読んでます。

もっと手軽に読めるのが「新聞小説」。
とはいえ、ほとんどがどうでもいい存在ではないでしょうか。
ウチは日経新聞なので、渡辺淳一がやたら目立つ存在で、
「まったくあほらしい」「こんな女性、いるわけないじゃん」と、イライラしながらも
つい見てしまう。それもいいかな、というお手ごろ感が新聞小説のたのしみです。

でも「天障院篤姫」は、本当におもしろかった。
大河ドラマと小説の印象はかなり違いますが、宮崎あおいの魅力もあって、
それぞれ面白いと思ってます。
でも新聞小説は「小出し」にされるから期待感が高まると同時に、
殺戮だとか戦争シーンなど、ショッキングなところが和らぐ気がします。

今、読んでるのが北方謙三の「望郷の道」。
日露戦争のころの時代。
佐賀の賭場を仕切る稼業の若い女主人とその夫が主人公。
正義感ゆえ、侠客稼業とのトラブルに巻き込まれ、夫は九州を所払いになり、単身台湾に渡ります。
台湾に渡る船での、日がな石炭をくべる過酷な労働。
それでも商業センスの良さと、人を見る目の厳しさ、わけへだてのない優しさで、
ゼロからの再出発は芽を出していきます。
和菓子屋を地道に勤め、工場経営に乗り出す頃、
妻子も台湾に渡り事業を拡張していきます。

その間、いろいろあるんだけれど、
先週、やっと所払いが解け、今朝は佐賀の駅前で、
大八車に積んだキャラメルと七富士軒ドロップを売ってます。
要約すると味もそっけもないのですが、
かつてお嬢様、お姫様扱いで闊歩していた町で、行商人同然の姿でドロップを売る女主人は、
「お客さん、買うていかんね」の声がどうしても出せないのです。がんばれ、瑠緯!
この小説も間もなく終了。きっと単行本になるでしょう。
楽しみに読んでいただけに、書評が出るのも楽しみです。
これもまた、新聞小説のいいところですね。
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2008.09.28 Sun l こんなシクラメンのかおり l コメント (0) トラックバック (0) l top
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